09 << 2017/10 >> 11
12345678910111213141516171819202122232425262728293031
個別記事の管理-------- (--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
* Category : スポンサー広告
|
個別記事の管理2013-02-22 (Fri)
また前回から1か月以上空いてしまいました;;

先月からチワワが骨折して手術を受けたり、自分のリンパが
腫れてしまったりとバタバタ落ち着かない日々です。

そんな中で、病院の待ち時間を少しでも楽しく…と思い
久々に大きな書店へ立ち寄りました。

そこでみつけた大好きな小説のシリーズ最新刊!!!

前回でたのが2007年の12月だったので、実に待つ事5年!?
もうそんなに経つのかぁ…と手に取り購入して病院へ戻り
待ち時間に本を開いて読み始めました。

『薬師寺涼子の怪奇事件簿』

銀河英雄伝説や創竜伝等で有名な田中芳樹さんの著

作者様がストレス解消で書いていると豪語するだけあって
ハイヒールで駆け回り、闘い、強気を挫き、勧善懲悪の『懲悪』
にしか興味ないわと言い切る美しきヒロイン(一応人間で変身は
しません)が、歯に衣着せぬ言いっぷりで暴れまわり、読んでる
こっちまですっきりする作品です。

いつもなら、相変わらず辛辣な事言ってるなぁ…とにやにやしながら
読む小説なのですが、今回の舞台がロシアで、ところどころに
『フクシマ』や『原発』という文字が出てくる…。

あえてカタカナ表記にしたのは、グローバルな意味で『フクシマ』
という音や文字が世界で有名になってしまった事を表現しているのだろう。

なんだか自分が大好きで、5年も待っていた小説に『フクシマ』が
取り上げられ、それがいい意味ではない事になんだか悲しくなって
いつもなら一気に読み進めてしまう小説を何度も中断しながら読みました。

田中芳樹さんの原発事故に対する東電や政府、行政に対する怒りが
あちこちに入っているのを感じて、嬉しい反面複雑な気持ちに…。
(嬉しい方が多いんですけどね)



メディアのニュース…そして福島の原発に絡み、県民までを非難する
理由もなく貶す書き込みをあちこちのコメントで見ることが多いです。

出来る事なら見ない事にしたい。
でもね…それもまた事実なんだと思うの。
悲しい事だけど…

頑張れと応援して温かな手を差し伸べてくれる人
フクシマなんて放射能振りまいてる奴らは死○ばいいと書きこむ人

どっちも現実にいる人たちなの。

都合の悪い事はみたくないよね。
できれば世の中は善意で溢れていて、頑張れって応援されてると
思いたいよね。

でもそうじゃないのが事実。

なら私がするべきことは、世の中にはそういう嫌悪の目で『フクシマ』を
『日本』を見る人が、日本に…世界にいるという事と、優しい目で応援
してくれてる人たちもいるのだという事を、上手に子供に伝えていかな
くてはならないって事だ。

いつかそういう悪意に子供がぶつかった時に不必要に傷つかない為に
いつかそういう温かな人に出会った時にそのありがたさに気付くように

私はそれを教えていかなくてはならないんだ

地元のニュースでは原発関係や進まない復興の現実を毎日のように
放送している

でも、全国版でそれがニュースになるのは、前進があった時と悪い事が
発覚した時と政治家が視察なんかで動いた時だけだ。

きっと現状を知らない人たちは、福島も他の被災した県のように着々と
震災後の瓦礫の撤去も遺体の捜索も進んでいると思っているかもしれない。

でも現実は『家がちゃんとあるのに、後30年は戻れないんだ』という人
たちがたくさん溢れていたりする…。

冒頭に書いたチワワの手術も、骨折したのが日曜日でどこの動物病院も
休診。
どこか1つでも診てくれる動物病院はないか…とネットで探したら
あまり聞いたことがない病院がヒットした。
電話番号は携帯電話…。

すがるような思いでその携帯にかけてみたら、呼び出し音はするのだけど
出なかったので、十数回のコールで切った。

そしたら3分後、その電話番号から着信が

『高速道路を走っていたので出れなくてすみません、どうしましたか』
という獣医師の言葉に、チワワを抱っこしたまま受話器をあごに挟んで
会話しながら泣きそうになった。

獣医師は心よく『すぐに連れてきてください』と言ってくれたので
車を飛ばして近いとは言い難い場所まで高速を使って連れていきました。

おかげさまでチワワはすぐに手術を受けることができ、今では本当に
元気になりました。

そして何度か狭い小さなその動物病院に通っていて気付いた。
小さな狭い診察室の柱に貼られていた一枚の写真…。

綺麗に手入れされた芝生の中に平屋造りだけど大きそうな建物が
建っている。

その視線に気づいた獣医師がぽつりと呟いた

『それね、大熊町(立ち入り制限区域)にある私の動物病院なんです』
『もう30年は戻れないんですけどね』
『今は飼っていた犬たちを里親に預けて、妻とアパート暮らしをしながら
 ここで病院を開院したんです。物件が全然ないから狭くて困ってるん
 ですけどね…』

思わず言葉に詰まった…

聞いたことがない病院名だったのも、記載が携帯電話だったのもすべて
納得がいってしまった。

「大変でしたね…ご心痛を考えたらかける言葉もありません」

やっとの事でそれだけの言葉を絞りだした。

でもそういう思いをしている人は、その獣医師だけではないのだ。

特別警戒地域に入ってしまった人たちは、この日本のどこかで
この獣医師と同じように帰る家も職場も失って辛い思いをしながら
それでも負けないようにと頑張っている…

私と県外の人達との間に『原発』に対しての温度差があるように
私とこの獣医師にもきっと温度差は存在する。

だって私は放射能は怖いけどボロボロだけど家もある。
壊れてしまった家電品も全部とはいかないまでも、少しずつ買い替えて
だいぶマシになってきている。

あんなに立派な病院を建てて幸せな生活をしていたのを奪われた辛さ、
新たな場所で彷徨わなくてはならない辛さは、すべてはわかって
あげれない。
それでもその温度差を埋めようとする努力は私にも他の誰かにも
できるはず。

ここを読んでくださったご縁のあった方にお願いです

思うことは多々あるかと思いますが、どうか必死に頑張っている人
たちまでに悪意を投げつけないでください。
中にはせっかくの善意を仇で返しているような人、情けない立ち居
振る舞いをするフクシマの人もいることでしょう。
そういう方は個別に叩いてやってください。

どうか気に障る方一人をみて『フクシマは全員がそうなんだ』と
思わないで欲しいのです。

いい人も悪い人もいる。

それはどこの地方でも国でも同じこと。
どうか寛大なお気持ちで周りをみてあげてください。

私の心からのお願いです…。


スポンサーサイト
* Category : ひとやすみ
* Comment : (2) |

いつも私は忘れるなー(´・ω・`) * by イオ
常に心も視野も広くいようってこと、
ロゼさんと話してると思うのに、
日常に戻る?とすぐ忘れる。
私も、昔、年代的に「キレる若者」世代として、
世間から冷たい目や、腫れ物に触る扱いも受けたこともあった。

同じ世代にそういうひとがいたってだけで、
なにも私たち全員がそうじゃないのに、って悔しい思いをしたこともあった。

今回の「フクシマ」は、そんな体験とは比べ物にならないほど長い深い期間を要する問題。
でも、ほんの少しでも、
気持ちを理解する、相手の年齢や外側じゃなくて中身に寄り添う、ってことを、
あのとき学べていたのかなって、思う。

うーん、なんだかまとまらない・・・
稚拙な文章で申し訳ないです。

>イオちゃん * by Rose'(ロゼ)
イオちゃんだぁあああああああ!!(*´д`*)
コメントありがとうなのだ!!

そうなんだよね、私もついつい隣国とか大陸とかを
国ごと差別しちゃう事が多いので、気を付けないと
いけないなぁ・・・と思うのだけど;;

ちなみに、私は切れやすい世代ではありませんが
とても切れやすいです(笑)

だからそんなの一括りにできないんだよね。

私も反省します><。

コメント:







管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。